「麦飯石（ばくはんせき）」は、石の表面が見るからに「麦ごはん」のようなので、その名が付けられました。一見どこにでもありそうな石なのですが、実に驚くべきパワーを秘めた石で、日本では岐阜県の白川をはじめ数ヶ所でしか産出が確認されていません。
中国では古くから皮膚病をはじめ様々な治癒効果のある薬石として利用されていたようで、『本草綱目』という明時代（1590年頃編纂）の漢方薬の書物にもその名が見えます。麦飯石の微粉末の表面には無数の小さな穴が開いていて、これが強い吸着力を発揮して、古い角質や余分な脂分など、皮膚の表面だけでなく毛穴の奥の汚れまで吸着除去します。

 

「麦飯石の奇跡」は、精選された天然油脂を主成分にして作られた美容石鹸に「麦飯石」の微粉末を配合した美肌石鹸です。細やかで豊かな泡が素肌をやさしく包み込み、ミクロの泡と麦飯石の微粉末が、お化粧や毛穴の皮脂、老廃物をきれいに洗い流します。
また、豊富に含まれる麦飯石由来のミネラル成分と自然物由来の美容成分が、素肌を快適なコンディションに整え、肌本来の自然な働きを促進し、しっとりとした美しい素肌をつくります。
“さっぱり”なのに“しっとり”とした洗いあがり、「石」というイメージからはかけ離れたなめらかな使い心地です。

「チベットの元気」は、ヒマラヤ山脈から連なる標高3000メートル以上のチベット高原の塩湖より採取された湖塩です。採取地（ツァイダム盆地）の土を掘り起こすと、澄んだ空気と清浄な大地の中で悠久の年月（2億5千万年）眠っていた塩の湖が湧き出してきます。その太古の海水を7ヶ月もの間、天日干しをして出来上がった、太陽そして天の恵みを一杯に受けた「旨み」のある塩です。

 

ご自身が38歳の時に脳梗塞で倒れ、闘病中に起草した『安岡正篤の世界』がベストセラーとなり、現在、講演や執筆活動で多忙な神渡良平氏が、その著書で次のように紹介しています。

 

――以下、神渡良平著『主題のある人生』（PHP研究所）より抜粋――
ツァイダム盆地全体が無尽蔵の塩湖だ！
人力で掘り出し野積みして7ヶ月間天日に干すと太陽の恵みを存分に受けて甘みが増すのだ。
このまったくの天からの授かりものといえる塩を口に含んでみて、私はその甘さに驚いた。
化学塩のようなストレートの塩辛さでなく、まろやかな甘みのある塩辛さだ。これだったら料理が一段と引き立つだろう。